東大生母の私が驚いた、英語聞き流し法が子どもの成長に与えた素晴らしい影響をご紹介します。赤ちゃん期から始めることで得られるメリット、聞き流しの効果的な方法、注意点について詳しく解説します。
英語の扉を開くための究極のスタート法を見逃さないでください。
聞き流しのメリット
- 自然な語学習得:英語の聞き流しは自然な形で言語を身につける助けとなる
- リスニングスキル向上:早期からの聞き流しにより、子どものリスニングスキルが著しく向上する
- 発音とアクセントの習得:ネイティブスピーカーの発音やアクセントに慣れることができ、より自然な英語の話し方が身につく
- 語彙力の拡充:様々なコンテンツを通して、新しい言葉やフレーズを覚え、語彙力が増加
- 言語への興味喚起:聞き流しは楽しく学べる手段であり、子どもの言語への興味を引き出す
聞き流しは、いつから行う
赤ちゃんがおなかのなかにいるときから、胎教として行っている方もおられます。少しでも早い時期から行うのが効果的といえるでしょう。
日本人が日本語を覚えられるのも、赤ちゃんの頃からずっと日本語を耳にしているからなので、赤ちゃんの時代から英語の音声に親しむことが日常であれば英語を自然と覚えるのも理にかなっています。
では、なぜ早い時期からの聞き流しが英語習得によいのでしょうか。
乳幼児の言語習得について
言語の習得には臨界期というものがあり、0歳から約7歳までの時期を指します。この時期は言語学習するのに最も敏感で、脳の発達が言語を獲得するために最も受容的な状態にあるとされています。
たとえば、乳幼児は様々な音に耳を傾け、異なる音を区別する能力が高まっているので英語でいうと『r』と『l』の発音の聞き分けなどです。赤ちゃんは大人の何倍もの周波数を聞き分け、脳にインプットする力が高いので、どのような言語の音も聞き分けます。聞き分けたうえで、それが何語であろうと接した言語は脳で統計処理されています。
そして7歳頃までが感覚で覚えられる時期の臨界期と言われています。
人が言語を覚えるのには、2,000時間以上が必要とされています。赤ちゃんの頃から1日1時間の英語シャワーを毎日続けても、5年以上でやっと2,000時間に届きます。ただ、毎日は1時間は簡単なことではないのでもう少し長く要します。赤ちゃんの頃から英語にも慣れつつ、英語の音声に触れるのが普通の状態を続けていきましょう。
日本語は大丈夫?
まだ話せない赤ちゃん。そんな日本語もまだの時期から英語の習得、英語の聞き流し。気になるのは「日本語は大丈夫?」と考えてしまいますよね。
実は、赤ちゃんは優れた聴覚と聴力で英語と日本語や他言語を聞き分けられます。赤ちゃんは、脳とのネットワークが活発で言葉と文化に合った脳へ変化していきます。聞いた言葉を理解して1歳頃には発語するように成長。発語まで、音の聞き分けを行いながら自分に必要な音を取り入れて取捨選択していくといわれています。
たとえば、英語のリスニングで難しい『r』と『l』。赤ちゃんの時期に聞いて「rとlは聞き分ける必要がある」と判断した赤ちゃんは英語を聞き分けることのできる耳となるし、「rとlは聞き分けなくても大丈夫」と判断された赤ちゃんは聞き分けられない耳になります。多くの日本人は後者の耳、聞き分けられない耳ですね。
赤ちゃんには、このような才能があるので、それを活かし発展させるために早い時期からの聞き流しが有効なのです。
しかし、英語にこだわって母国語の日本語を習得できなくなっては意味がありません。必要ないと脳で判断された音については脳が制御をかけてしまいます。赤ちゃんの脳が「日本語の音は必要ない」と判断してしまうと日本語の習得ができなくなる可能性もあります。
大切なのは、両方の言葉を聞いて使って生活することです。英語に偏ることなく、日本語をきちんと使いながら生活しましょう。
我が家で行っていた英語聞き流し&効果
この章は、我が家の子育てについてですので、興味ない方は読み飛ばしてください。
子どもは東大生ですが、特にバイリンガルに育てたいとか、英語教育に力を入れなくてはとか、英語の聞き流しを~なんて子どもが小さい頃には一切考えていませんでした。教育熱心な家庭ではなく、どちらかというと遊ぼう!楽しもう!色々経験させよう!ということを考えながら子育てしていました。
特に勉強に力を入れていなかったのですが、中学生になってから英語の授業やテストでリスニングもあったのですが、いつもリスニングが異様にできました。
「誰も聞き取れなかったのに、クラスで1人だけ聞き取りができた!」と言って、喜んで教えてくれたこともありました。
振り返ったときに思い当たったのが〝小さい頃に英語に触れていたのがよかったのでは?”ということです。小さい頃に英語の歌を流したり歌ったり、同じ英語番組を見たがったりして何度も繰り返し見たものもありました。そのときには、発音を真似ていたりもしていたのを思い出し、あの小さい頃の発音が生きていると思いました。
高校3年になる頃までは、ほとんど勉強せず、野球やアメフトばかりしていた息子は高校3年生になりたての頃の英語の偏差値は50ちょっとでしした。高校3年生になるまで大学進学ではなく別の道へ進むと言っていたのですが、高校3年生になり「大学へ行く」と言いだし、勉強を始め、高校3年生の11月には英語の偏差値は90を超えました。
英語の聞き流しがよかったのかと考え、調べてみるとやはり早い時期から英語に触れることはメリットたくさん!やはり、人よりリスニングが出来たのは、小さい頃に日本語とともに英語も吸収して発音の聞き分けができるようになっていたと考えられました。
無意識に行ってきたことですが、小さい頃の経験は絶大だと実感。無理のない範囲で英語にも触れさせてあげてください。子どもの世界が広がります!
効果的な聞き流しの方法
習慣化
一定の時間を設けて、できれば毎日聞き流すことで効果的な習慣が身につきます。1日5分でも、音楽1曲でも構いません。車で移動中に1曲でもOK!
長く続けることが大切なので、お客さんが来た日や旅行中など、できない日があっても〝今日は聞き流しをしてあげれなかった”と反省する必要はありません。
赤ちゃんであれば、授乳タイムや寝る前の抱っこタイムなど、ご機嫌なときやリラックスモードの際に聞き流しを行うと、自然と耳に入ります。機嫌の悪いときや、何かに夢中になっているときなどはやめておきましょう。
幼児期は、絵本を見ながらそれに合った英語を流したり、英語の番組などを一緒に楽しみましょう。
赤ちゃん、幼児期でも、【授乳タイム】や【寝る前】など決まった時間帯に聞き流しを行うことで、習慣化していくことが行いやすくなります。
バラエティ豊かなコンテンツ
英語の音楽だけでなく、アニメ・絵本・教育番組など子どもが興味を持つ幅広いコンテンツを選び、興味を保っていくと効果が続きます。
夏には水遊びに関係する歌、冬であればクリスマスの歌など、季節やテーマに合わせたコンテンツも積極に取り入れると身に付きやすいです。
色々なコンテンツを見聞きしたなかで、子どもが気に入ったものを繰り返し何度も聞かせることが大事です。何度も同じフレーズを耳にすることで自分のものになっていきます。
寝る前のリラックスタイム
寝る前の時間に聞き流しを行うことで、子どもがリラックスした状態で英語に触れることができます。落ち着いた音楽や物語形式のものが適しています。
絵本を読んだあとに、英語の音楽を流して寝かしつけもおすすめです。
積極的に大人も一緒に
子どもと一緒に英語の絵本を選んだり、時には一緒に読んだり番組を視聴することで、さらに興味を深めます。
子どもの感想や質問に応え、一緒に調べたり、そのコンテンツを共有することで子どもの学びは深まります。
季節やテーマに合わせたコンテンツ
季節や特定のテーマに合わせたものを選び、子どもが身近な状況に英語を結び付けられるようにします。たとえば、手遊びや体操などを英語の歌に合わせて行うなどが楽しく身につきます。大人も一緒に行ったりすると最高に子どもは楽しめます。
実際にやってみよう!
YOUTUBE
Youtubeにも無料で、乳幼児が楽しみながら英語聞き流しに活用できるコンテンツがたくさんあります。
ABCのうた&人気英語うたのまとめ
まずは音楽、歌がリズムも心地よく自然に取り組みやすいでしょう。
シナぷしゅフォニックスA~Zまとめ
東京大学赤ちゃんラボ監修の0~2歳児向けの知育番組です。シナぷしゅは「英語を耳から楽しむ」がコンセプト。
ピンキッツ!童謡と子どもの動画
赤ちゃんが喜ぶ童謡と動画の配信コンテンツです。
英語絵本と音声を同時に楽しむ
色彩鮮やかな絵本にも興味深々な乳幼児期。英語の歌や絵本とともに、音声も一緒に楽しむことで自然と英語を吸収してくれます。
私自身、英語でも日本語でも子どもにとって【絵本と音楽】は最高だと考えています。実際、私の息子も乳幼児期から絵本と音楽を中心(英語を含む)に楽しみながら子育てし、現在、東大に現役で合格し通っています。絵本と音楽って、早期教育や詰め込み教育ではなく、楽しみながら学べるので最高!と思っています。
こちらのBELの絵本はCDもありますが、スマホでマイページを設定するとすべての音声をスマホで聞くことも可能というのが、とっても便利!
資料請求すると詳細を送付してくれますので、ホームページ参照後、興味あればまず資料請求してみるだけでもいいですね。
本格的に英語習得を目指す!
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その七田式が英語教育でもバイリンガルを目指すシステムを作っています。
興味のある方は是非。
【世界の七田式!】35日完結バイリンガル英語脳プログラム<七田式>まとめ
英語をなるべく早い幼児期から聞き流ししていくことで、英語にも順応した耳を作り、脳が開発されていきます。
まずは無料のYoutubeなどで楽しく音楽を聞き流すことから始め、絵本などに英語の世界を広げていきましょう。
きっと英語のリスニングも抜群になり、バイリンガルなお子さんに成長されることでしょう!