赤ちゃんとお風呂に入るときに、あると便利な赤ちゃん用バスチェア(ベビーバスチェア)。赤ちゃんを一人で座らせておくことができるので、ワンオペが多い方には特に便利なアイテムで、赤ちゃんを座らせたまま体を洗ってあげたり、その間にママ自身の体を洗ったりもできます。
アンパンマンやディズニーなどのキャラクターが描かれたものから、エアータイプ、折りたたみタイプ、浴槽内の湯船の中で使用できるもの、リビングでも使用できるものなど様々。
この記事を読むとバスチェアの特長を知ったうえで、ご自身の生活にはどのバスチェアがいいのか、しっかりイメージして選ぶことができるようになります。
今回はベビーバスチェアを選び方のポイント(いつから使用するのか、使い方、収納など)も含め、amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど様々なECサイトからのランキングより比較し、おすすめベビーバスチェアをランキング方式で紹介します。
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バスチェアは必要?メリットは?
赤ちゃんは月齢とともに成長、体も大きくなり、よく動き、目が離せなくなります。そんな赤ちゃんを膝の上に抱っこして、頭や体を洗うということを大人一人でするのは、想像以上に大変です。
そんなときに便利なのが、ベビーバスチェアです。これがあれば、そこに赤ちゃんを座らせておくことができるので、両手が自由になり、赤ちゃんのお世話も楽々。座ってくれてる間に、一緒に入っているママの頭や体も洗うことができます。
一人で赤ちゃんのお世話をするワンオペの方や、赤ちゃんの兄姉も一緒にお風呂を入れる方には特にバスチェアはおすすめです。上のお子さんを洗ったりしてる間も、バスチェアに赤ちゃんが座ってくれていたら安心ですね。
いつから、いつまで使う?
首の座っていない新生児~2歳くらいまでが対象年齢となりますが、バスチェアの多くは一人でお座りができるようになる6~7か月頃からが対象になっている商品がほとんどです。
対象月齢をチェックし、使いたい時期にあったものを選ぶようにしましょう
ベビーバスチェアを選び方
1.月齢に合わせて選ぶ
首がすわる前から使用したい場合
首がすわっていない赤ちゃんには、寝姿勢に近い状態で使用可能なリクライニングタイプをおすすめします。赤ちゃんの体に負担もかからず、リクライニングで角度を調整できるものは、赤ちゃんが座れるようになった後はリクライニングを起こし、赤ちゃんを座らせて長く使用できるためお得です。
赤ちゃんを座らせて使用したい場合
赤ちゃんが1人で座れるようになる6~7か月頃からは、「座るタイプ」を選びましょう。座れるようになった赤ちゃんは、逆に寝かされる姿勢を嫌がるようになります。
座るタイプは、お風呂だけでなくリビング用のイスとしても使用できそうなものを選ぶと便利です。寝ころんでいた赤ちゃんが座ることで、視線が高くなりコミュニケーションがとりやすくなるほか、見える世界が広がり、両手が自由になった赤ちゃんはご機嫌です。
離乳食が始まったばかりの頃は、よくこぼしますが、このイスなら簡単に汚れも洗い流せるので、汚されても心に余裕をもって見ていられますね。
2.チェアの素材から選ぶ
ベビーバスチェアの素材は、大きくわけて4つあります。①プラスチック製②メッシュ素材③ビニール素材④発砲素材の4つです。それぞれにメリット・デメリットがあるので、特徴を知ったうえで選びましょう。
プラスチック製は、耐久性抜群
プラスチック製は、水に繰り返し濡れても耐久性が強いのがメリット。しっかりとした安定感があるのもポイントです。
高機能なチェアも多いので、長期間使用したい方には最適といえます。
ただ、寒い時期になるとプラスチック製は感触がひんやりとしますので、ソフトマットがついているものを選ぶか、1枚タオルやガーゼなどを敷いてあげましょう。
メッシュ素材は、手入れが簡単で乾燥も早い
メッシュ素材は、肌にヒヤっとせず、やわらかくフィットするのが特徴。
水はけよく乾きやすいので、カビが発生しにくく衛生的に使用できるメリットもあります。
プラスチック製に比較すると、耐荷重の面で弱いので適応体重を厳守して使用しましょう。
ビニール素材は、フィット感があり、持ち運びも便利
ビニール素材のバスチェアは、浮き輪のように空気を入れて使用するエアータイプが主流です。
ふんわりとした座り心地で、フィット感と弾力があるのが特徴。
空気を抜くとコンパクトになるので収納場所に困らないほか、里帰りや旅行などにも簡単に持っていくことができます。
空気が抜けてくると安定感が下がるので、空気の調整は適度におこないましょう。
発砲素材は、冷気が伝わりにくく冬場におすすめ
発砲素材は、肌へのあたりがやわらかく、ふわふわした座り心地。
座った時に冷たさを感じにくく、床からの冷気も伝わりにくいため、冬場のお風呂に最適です。
水はけがよいので、お手入れがしやすいのもメリットです。
3.安全機能のついたものを選ぶ
セーフティーガードつきを選ぶ
座るタイプでおすすめなのは、腰回りにセーフティーバーがある商品です。赤ちゃんが手を置くことで安定感が増すほか、滑り防止にもなります。転倒防止にもなるので安心感が増します。
リクライニングを倒して寝姿勢での使用の際も、セーフティーバーが、寝返りがうてるようになった赤ちゃんを支えてくれるので、チェアから落ちるのを防止してくれます。
4.お手入れのしやすいものを選ぶ
お風呂で使用するものは、皮脂などで汚れやすいので清潔が簡単に保てるメンテナンス性のよさも重要です。メッシュ素材のものや、カバーのあるものは外して洗濯できると簡単にお手入れができます。
プラスチック製やエアータイプのものは、使用後に汚れを洗い流し、しっかり乾かすようにしましょう。乾かす際に、壁掛けようのフックなどがついていると水がきれやすく、乾燥が早くなります。
防カビ・抗菌加工をした商品も販売されているので、育児の手間が減らせる工夫のされたものを選ぶといいですね。
5.コンパクトに収納できるものを選ぶ
エアータイプは空気を抜くと収納場所を選ばずコンパクトになりますが、プラスチック製なども折りたたむとコンパクトになる商品があります。
赤ちゃんが大きくなって使わなくなっても、次の赤ちゃんのために、しばらく収納しておく際も邪魔にならないサイズになるものを選びましょう。
6.見た目のデザインで選ぶ
赤ちゃんも座れるくらいの月齢になるとカラフルなもの、かわいいものを喜ぶようになるので、見た目のデザインで選ぶのも一つです。
特に、お風呂嫌いの赤ちゃんには、カラフルなもの、キャラクターもののデザインで選び、チェアを好きになりお風呂タイムを楽しんでもらいましょう。
おすすめ人気ランキング 15選
1.はじめてのお風呂からバスチェア【アップリカ】
- 新生児の時期は寝かせてママ・パパは両手で洗ってあげることが可能
- 冷たい・かたいをやわらげる「やわらかマット」つき
- 首がすわる前から使えるフルリクライニング。成長に合わせて使えるリクライニング3段階(110°、150°、165°)
- パーツは取り外して洗え、収納時は折りたたみが可能
使用期間 | 24か月頃まで |
サイズ | ベッド時:W345×D559×H225mm(ガードをとった時) H161mm チェア時:W345×D410-538×H225-320mm |
材質 | 本体:ポリプロピレン , ABS樹脂 / マット:EVA樹脂 / 滑り止め:スチレン系熱可塑性エラストマー |
2.ふかふかベビーチェアR【リッチェル】
- 赤ちゃんが前倒れしにくい低座面・低重心構造。安定した座り心地で、やわらかいクッションが赤ちゃんを支える
- エアーポンプ内蔵なので、空気入れも楽々2分ほどでできる手軽なエアータイプ
- 赤ちゃんを抱きあげる際、チェアが一緒にあがらないよう本体を固定する「足踏みストッパー」つき
- 背面には引っかけフックがついているので、丸洗いした後、干しやすく乾きやすい
使用期間 | 7~24か月 |
サイズ | W46×D48×H27(cm) |
材質 | 本体・エアーポンプ・空気栓:塩化ビニル樹脂(食品衛生法対応可塑剤使用)、空気弁:合成ゴム、内部空気弁:ポリウレタン |
3.ひんやりしないおふろチェア【リッチェル】
- 保温性があり、ひんやりしにくく肌触りのよい発砲素材で、水キレも抜群
- 背もたれが高いので、しっかり座りやすく、ずり落ち防止のおしりストッパーもプラス
- おしり部分にお湯をはると、さらに温かく湯冷めしにくい
- プラスチックの1/40程度という軽さで、とても軽いので、ママが片手でも扱える
使用期間 | 6か月頃~2歳頃 |
サイズ | 48D x 46W x 49H cm |
材質 | ポリプロピレン |
4.アンパンマンやわらかチェア【アガツマ】
- 楽しいアンパンマンキャラクターがいっぱいで、お風呂でもお部屋でも使えるチェア
- エアーポンプを内蔵したタイプなので、空気入れも楽々
- 首をホールドしてくれるヘッドレストつきの丸いフォルムで、赤ちゃんの体をやさしく支える
- 空気を抜いたらコンパクト。収納場所に困ることもなく、里帰りや旅行にも簡単に持って行ける
使用期間 | 7か月~2歳 |
サイズ | 52D x 52W x 35H cm |
材質 | ビニール製 |
5.ふわふわシャワーチェア【HIKOTO】
- 前倒れしにくい低座面・低重心構造なので安定した座り心地。やわらかいクッションが赤ちゃんを支える
- エアーポンプ内蔵なので、空気入れ楽々
- 赤ちゃんを抱きあげる際、チェアが一緒にあがらないよう本体を固定する「足踏みストッパー」つき
- 背面には引っかけフックがついているので、丸洗いした後、干しやすく乾きやすい
使用期間 | – |
サイズ | 48 x 57 x 35 cm |
材質 | ポリプロピレン |
6.ディズニーベビーバスチェア
- 赤ちゃんの肌に優しく、やわらかくフィットしてくれるメッシュ素材
- 上部のパッドが赤ちゃんの頭をサポート
- 通気性もよく、カビが生えにくいのでお手入れが楽々
- 折りたたみ式なのでコンパクトに収納可能
使用期間 | 0~6か月 |
サイズ | 幅33x長さ56x高さ30.5cm 折り畳んだ時:幅33x長さ35.5x高さ6.5cm |
材質 | – |
7.折りたたみバスチェア(3色)
- チェアの両側にサイドネットがあり、赤ちゃんが滑り落ちないよう保護
- パッド入りの綿でやわらかい生地は、滑り止めのメッシュの裏地が装備。シートは取り外し選択可能で、防カビ性あり
- 3つのリクライニング位置で固定できるので、赤ちゃんの成長に合わせて使用可能
- 折りたたみでコンパクトになるので、ちょっとした隙間に収納可能で、里帰りや旅行にも持っていくことが可能
使用期間 | 0~12か月頃 |
サイズ | 約60 * 35 * 33cm |
素材 | ポリプロピレン、コットン |
8.簡易バスチェア抗菌マットつき【西松屋】
- やわらかクマのマットがついたバスチェアで、ひんやり感を軽減
- 抗菌加工されているのが嬉しい
- 軽くて、取っ手があるので楽々持ち運び楽々
使用期間 | 3~10か月頃 |
サイズ | W323×D617×H195mm |
素材 | 本体:ポリプロピレン やわらかマット:EVA 滑り止め:TPE |
9.スキップホップ くじらベビーバス【ダッドウェイ】
- ハンモックモード:新生児~首がすわる頃までスリングネットを使用し、寝かせたまま沐浴。
- おすわりモード:首がすわり完了から、ソファーにもたれるような姿勢でお風呂。
- 広々モード:おすわりができるようになったら、バスタブや水遊びに使用可。
- 安定感が抜群、スリングネットのおかげで、少しなら手を離して洗っても大丈夫。慣れない沐浴も安心!
- 新生児期から6か月以降も長い期間使用可能。劣化しにくい床置きタイプなので2人目も使用可
使用期間 | 新生児~1歳頃 |
サイズ | 48.26 x 29.46 x 69.85 cm |
素材 | ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂(非フタル酸) |
10.ラッコハグ【ピープル】
使用期間 | 新生児~2歳頃まで |
サイズ | 58 x 42 x 36 cm |
素材 | ポリプロピレン, ポリ塩化ビニル |
11.お子様をやさしく入れるためのバスチェア【日本育児】
- 3段階リクライニング式で、赤ちゃんの成長にあわせて角度が変えられる
- 赤ちゃんの肌にやさしいメッシュでフィットしてくれる。頭も包んでくれるヘッドレストつきで安心
- 折りたたみ式でコンパクトに収納可能で、里帰りや旅行にも簡単に持っていくことが可能
使用期間 | 生後まもなく~11㎏まで |
サイズ | 37 x 33.8 x 6.6 cm |
素材 | プラスチック |
12.アンパンマンコンパクトおふろチェア【アマゾン限定】
- アンパンマンのトイレカレンダーつきセット
- 月齢・用途にあわせて3段階に角度調整できるリクライニング機能つき
- 赤ちゃんが大好きな音・手遊びがいっぱいついてセーフティーバーつき
使用期間 | 2か月~2年 |
サイズ | 41.5 x 33 x 41.5 cm |
素材 | ポリプロピレン |
13.吸盤つきベビー用バスチェア
- 滑り止めパッドで赤ちゃんの体がすべるのを防止
- チェアの底に大きな吸盤があるので、チェアが動くのを予防し、赤ちゃんが安全に座っていられるのをサポート
使用期間 | 6~18か月頃 |
サイズ | 約32×32×21cm |
素材 | pp+TPR |
14.ハローキティ おふろでもおへやでも使えるチェア
- 本体にポンプが内臓されているため、空気入れが楽々
- 赤ちゃんのからだをピッタリ包み込んでくれるまるい形状で安定し、ヘッドレストつきなので安心
- エアータイプなので、空気をぬくとコンパクトに収納可能で、里帰りや旅行にも簡単に持っていくことが可能
使用期間 | 0~2歳頃 |
サイズ | W52×D52×H35cm |
素材 | PVC |
15.折りたたみバスベッド ドーナツおふろチェア
- メッシュ生地のサポートベルトで赤ちゃんをサポート。熱もこもらず乾燥も早い
- 背もたれが2段階のリクライニング
- 折りたたむとコンパクトになるので、里帰りや旅行にも簡単に持ち運び可能
- 頭のところはドーナツ枕でやさしく頭を支えてくれるので安心
使用期間 | 0~ひとりでおすわりできるまで |
サイズ | (約)34×62×29~31cm |
素材 | 素材:メッシュ・生地…ポリエステル 構造部材…スチール・PP |
助産師からワンポイントアドバイス
赤ちゃんが誕生前のママ・パパ
まだベビーバスを購入していない場合:新生児の頃からベビーバスとしても使用でき、その後も長く使えるものを購入するのも選択肢として考えてみるのが経済的にもお得です。
上記ランキングでいうと、9番のくじらベビーバス【ダッドウェイ】や10番のラッコハグ【ピープル】などがおすすめです。沐浴に慣れないママ・パパの両手が比較的自由になるので沐浴しやすく、おすわりできる時期になっても使いやすいです。
ただ、新生児の沐浴からお風呂時のみの使用やミニ・プール代わりには上記2つはおすすめですが、もっとリビングでもチェアとしての役割を担ってほしい場合には、座った姿勢をサポートしてくれるもののほうが扱いやすいかもしれません。
ベビーバスおすすめランキング15選~エアータイプ・折りたたみ・バケツなど選び方ポイント
お風呂を嫌がる赤ちゃんには
お座りが出来るくらいの月齢になると、カラフルなものや可愛いもの、珍しいものに手を伸ばしたがります。
チェアを購入した際は、リビングで服を着たまま座らせてあげたりして、チェアそのものに慣れてもらいましょう。チェアに座ることに慣れると、お風呂でもいられるようになるかもしれません。
チェアに座らせるときは注意!
上手にお座りしてられる赤ちゃんも、時には思いがけない動きをすることがあります。
取扱説明書を読んで正しい使用方法で使用すること。そして、正しい方法で赤ちゃんがしっかり座れていても、赤ちゃんからを思わぬ事故から守るためにも、目を離さないようにしましょう。